青い傘をさしている 2014.07.10

 

 

風が吹いている。

生暖かい空気に黒い雨。

 

どうしても身体は濡れてしまうし、

着古したワンピースも湿っている。

単純な心が、晴れるの反対側にいってしまう。

 

傘の青が目に入って、

この青は私を気持ち良くさせているなあとふと思う。

 

力強い風も、黒い雨も悪いことばかりではない。

この青い傘をさしていることで、今日の私は保たれている。

 

あらゆる場面で、物が支えてくれることは少なくはない。

 

些細で小さな物は、劇的に人生を変えるわけではなく、

人の生活を瞬間的に保っていることがある。